2021年11月16日火曜日

こちょことこしょ

 

11月23−28日
こしょ
川勝正幸 21世紀のポップ中毒者 河出文庫
自らを「ポップ・ウィルスに感染した『ポップ中毒者』」と呼んだエディター/ライター。
古書かわしまの川島さんは1995年ごろから、当時は隔週刊だったテレビ情報誌「テレビブロス」を愛読していたそうで、
「当時の現状で、サブカル界隈の流れを表層的にせよ捉えていたのがテレビブロスで、充実したコラムの中でも最も信用の置けるライターの一人だったのが川勝さん。」
映画に音楽、漫画に文学にエロ。川勝正幸さんの守備範囲が余りに多岐に渡りすぎて、この本を紹介したくても、うまくまとまりませんでした。それでいいんでしょうね。
「究極は、子供を食べる目のないお化け(ペイルマン)の造形です。非常に不気味なんだけど、どこかひょうきんさがある。水木しげる先生の漫画に出てくる妖怪に近い。(2006 ギレルモ・デル・トロ『パンズ・ラビリンス』対談:杉作J太郎x大根仁 司会:川勝正幸)」
こちょこ 
瀬戸よろけ紋 色絵カップ 大正時代




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