2014年10月31日金曜日

明治のそば猪口

明治時代に、今の佐賀県有田市でつくられた伊万里焼のそば猪口です。
フリーカップとして、お茶からお酒、おつまみやちょっとしたお惣菜など何でも入れていただけます。

そば猪口は江戸時代のはじめに、上流階級の人間のために つくられた「チョク」と呼ばれた向付(会席などに用いられ、刺身や酢の物を入れる器)に端を発します。
磁器が庶民化するとともに、やがて屋台のそば屋でつゆを入れる器として「そば猪口」と呼ばれるようになり、用途も広がり、より一般的な器へと変遷を遂げていきました。
しかし、明治維新以降、西洋文化が流れ込んでくるとともに、旧来の文化や江戸時代の意匠は「古くさいもの」として急速に廃れてしまいます。そば猪口もまた、そのあおりを受けて明治時代に衰微し、大正時代には完全に作られなくなりました。

写真のそば猪口は、その 歴史の中でも晩期にあたり、既に需要がなくなってきていたのか、作りも実にザツいです。内側には磁器焼成の際に用いられる砂が付着していたり、緑色の丸紋 は青の下絵を塗りつぶすように描かれており、当時の職人がまるで ヤケクソでこしらえたような作行きです。しかし、そこもまた人間 らしいというか、今のプロトタイプのように型抜きで押し出される工業製品とは違い、血の通った風合いがあります。

木のお皿にケーキ

おはようございます!
チーズケーキをいただいたので、十勝の木のうつわに
のせました。
シートにのったまま食べるよりも、お皿に移した方が
何倍も美味しく感じるはずです。


2014年10月30日木曜日

こんにちは!

寒くなってきましたねー。
釧路の秋(冬?)は防寒着は欠かせません。
写真はコットンニットのスヌード。
お急ぎのときも手早く装着できるのが強みです。


羊毛コースター

お次は十勝の羊毛ユニット、shiripokkeさんの羊毛コースターです。
shiripokkeとは、アイヌ語で「暖かい天気」。
羊毛のフェルトを手縫いで仕上げています。しかもリバーシブル!
通気性が良く、尚かつ保温性にも優れています。
やさしい肌合いの羊毛フェルトは触っているだけでも癒されます。




2014年10月29日水曜日

十勝の木のうつわで

おはようございます!!!!!
来月から「十勝の木のうつわ展vol.6」がスタートする
ので、実際に使っている写真をアップします。
大人気のチーズトーストは埋もれ木のリムプレートにのせています。パンと木のお皿、この組み合わせは間違いなく合いますね。

ケーキのプレートは当初ピザ用に作ってもらったんですが
年々ピザのサイズが大きくなってきまして
はみ出してしまうので、ケーキプレートに使用してます。
最後の写真は我が家で撮りました。

大きめのボウルはパスタやサラダ、煮物など
色々と使えて重宝します。
木の種類によって表情が全然違うのも魅力的です。

2014年10月28日火曜日

chielさんの留め金について

chielさんは、もともと鋳造の工房で職人をされていたバックグラウンドがあり、自然、ペンダントの細かなパーツに至るまで細かな気配りがなされています。




淡水真珠のペンダントトップの留め金は、真珠の有機的なシェイプに馴染んでますし、バックの輪っかの留め金も一方に斜線が入っていることでアクセントになっています。


昨日ご紹介した「5」のブローチの留め金はピンを留めてさらにそれをロックできるよう二重構造になっています。

オンラインショップ
https://rhythmkushiro.stores.jp/#!/?category=chielのアクセサリー

木の器で朝食

おはようございます。
佐々木さんの器を使った朝食シリーズ、エンジンかかってきました。
しかし、バリエーションはあまり変わらず。。毎日の食器だからいいのさ。。と自分を励ましつつ今日もアップします。
ところで、私はホットケーキより、パンケーキの薄さが好きです。トッピングなくともモグモグいけるし、お腹の重圧も軽いし。
それにしても、シャウエッセン、木のうつわくらいよく出てくるな。
日本ハムの広報ではないのですが。。




2014年10月27日月曜日

chielさんのアクセサリー

こんにちは。
先週やってきたばかりのchielさんのアクセサリーを二点紹介します。奈良の生駒山麓で制作されていますchielさん。
何ともふっわふっわな感じの『てるてる坊主』。縁起も担げそうです。鋳造でかたどりされた錫合金を、更に鎚ちょう (ついちょう) によって成形されています。



片や、硬派な印象の「5」。シンプルな数字とアンティークな風合いの金味は男性にもお使いいただけると思います。


オンラインショップはコチラから

2014年10月25日土曜日

ふきんスペース復帰しました。

ダジャレみたいですが。。。
ふきんふっき。。


HASAMIマグ入荷しました!

昨日もどんぶり鉢の紹介をしましたが、同じく長崎は波佐見焼の窯元、馬場商店のHASAMIシリーズより、マグカップ全色、今日揃いました。
こんなに山積みでも問題なくスタッキングできて作りも丈夫、なおかつ色もシンプル。三拍子そろった、さすがのロングセラーです!



佐々木さんの木の器で朝食

おはようございます。

朝から佐々木さんの器に何を盛ろうかソワソワして、、、すっかり主婦気取りで。。
至ってシンプルな朝食になりました。


しいて言うなら、りんごジャムの残りに、バナナのペーストとバターとシナモンを無理からねじ込んで作ったバナナジャムでしょうか(白い器はいにま陶房)。
見た目は離乳食のようですが、味の方が良い!(とフォロー)

2014年10月24日金曜日

ヴィンテージケトル

今日、近所のcastagnaさんから仕入れたての昭和ヴィンテージのケトルです。
木製の取っ手と蓋のチョボにすっかりやられてしまいました。
どこかヨーロッパテイストで落ちついた色合いもグッドです。
表面に細かな擦れキズがある以外はほぼ無キズで、底ウラ面のmade in japan のシールから、未使用品であることが伺い知れます。





『くらわんか』のどんぶり

おはようございます。
昨夜は友達夫婦とキムチ鍋パーティーでやんや、なんやビールやかんやと盛り上がりました。
そして今朝は。。昨夜の残り鍋(笑)。しかしこれが美味い!


我が家でもすっかり愛用の、長崎は波佐見焼の窯元、馬場商店のどんぶり鉢です。
このどんぶり、とにかく使いやすく、ラーメンやうどん、もちろん丼ものも受け容れてくれ、しかもサイズの割に軽いんです。片手でも持つことができ、電子レンジもOKの優れものです。
(幅18x高さ8cm 3500円(税抜き)




江戸時代、伊万里より安価の食器として、波佐見焼のお椀やお皿は、通称「くらわんか」として庶民の間でとても親しまれていました。大阪の枚方などの川に流れる小舟の上で「酒くらわんか、飯くらわんか」と行商人のがなり声が、昼夜を問わず聞こえていたそうです。

そんな「くらわんか」の柄がこのどんぶり鉢にも職人の手描きで描かれているのです。柄名は「麻の葉紋」。現在にも、波佐見焼の伝統、人々のための器「くらわんか」としての精神が息づいています。


最後の写真は、十勝の木のうつわの碗ボウルです。


2014年10月23日木曜日

十勝の木のうつわ展のお知らせ 2014.11.17〜2014.11.29

おはようございます。
今年で6度目となる「十勝の木のうつわ展」を
開催いたします。

期間2014.11.17〜2014.11.29
展示期間中、雑貨コーナーは20:00まで営業いたします!!!!!!


案内状の写真はシンプルに
木のボウルにあさりのおみそ汁。
ごく日常の食卓の風景。
佐々木さんの木の器はみそ汁でもシチューでも
とにかく色んな食卓シーンにも合います。
我が家でもcafeでも毎日使っていますが、丈夫で
かつ美しい、本当にシンプルだけどずっと使い続けられる
そんなうつわ達です。
様々なアイテムが並びますので、佐々木さんの心のこもった器
是非お手にとってご覧になって下さい。

2014年10月22日水曜日

uni designの箸置き


北海道釧路市にアトリエを構えるuni designの寄木の箸置きです。
はじめから終わりまで手仕事によるものですので、今回は少し試行錯誤されたとのことですが、出来上がりはとてもオリジナルなフォルムでありながら、やはり仕上がりはシッカリしています。流石です、ユキオさん。スッキリしたボーダーとストライプのラインも個性的です。
1コ 600円(税抜き)*お箸は鹿児島とみながの竹箸800円
http://rhythmzakka.com/#!/items/544727d386b188b24e0000c8




昭和ヴィンテージのグラス


透けた薄紫色が清い、昭和のガラスコップです。前所有者は昭和30年代のものと仰っていました。無地で、型による楕円のフォルムはちょっと珍しいものかと思います。
ごく微細な引っ掻きキズありますが、カケ、ホツなしのほぼ完好状態です。
幅6x高さ9.5cm 各800円(税抜)
http://rhythmzakka.com/#!/items/54470fb8ef3377068d001af4





2014年10月21日火曜日

chielさんの工房

10月1日にお邪魔したchielさんの工房の様子の写真、こちらではアップしていませんでした汗。
chielさんの工房は奈良と大阪の県境にまたがる生駒山の麓に位置します。
この空間に、雰囲気にひとしきり浸ってしまいました。
http://chiel.fem.jp/
RHYTHM ZAKKAではピアスやネックレスをお取り扱いさせていただいております。
http://rhythmkushiro.blogspot.jp/2014/10/chiel.html






お昼どき

  シュークリームでの ティータイムなんぞいかがでござんしょか。 真っ白なプレートですが、なんか癒される風合いです、うっすらと陽刻された麦模様など。 フランス・アンティーク皿 サルグミンヌ窯 径20.2cm高さ2cm