2019年3月29日金曜日

いにま陶房 器展 spring snow


いよいよ明日30日(土)まで! 



リムの出た、この独特の形状の器は鈴木雄一郎さんによる「やさしい器」です。
やさしい器は、食べ物をすくう際、外に逃げにくく作られています。
このリムは、ただ出っ張っているのではなく、内側がなだらかなカーブになって、
納豆のようなネバネバ系でもスプーンで難なく掬いとることができるのです。
外側は、なるべく手を添えやすい丸みと高さで、
高台は安定感があり、安心してお使いいただけます。
少し手が不自由な方や、まだ食器を使い慣れていない子どもさんにも使いやすい器です。
1600yen +tax〜







鈴木雄一郎さんのマグ、新しく送っていただきました。プレーンな白、どれもクセになります。
2100yen +tax〜

2019年3月27日水曜日

いにま陶房 器展 spring snow


展示会も後半に入りました(30日土まで)。
スープボート 鈴木智子作
外側は粉引のマットな質感、内側は土の素材のいかされた手触りです。
口が楕円の両端にあって、ボートのような形をしているから、なのかな。
機能性もさることながら、そのバランスの良いシンメトリーな造形がただ見ているだけでも綺麗です。
w15.5cm x h5.5cm
2600yen+tax

2019年3月25日月曜日

いにま陶房 器展 spring snow


に併せてRHYTHM cafeにて限定ドリンク
抹茶ラテをいにま陶房 鈴木雄一郎さんのカップに入れて
展示期間限定でお出ししております。500yen+tax
お知らせがすっかり遅くなってしまいましたが、
あたたかい抹茶の渋みとほのかな甘みが良いコンビ感を出しています。
30日(土)まで



バナナ黄カップ 鈴木雄一郎 2500yen+tax
角小皿  鈴木智子  1500yen+tax

2019年3月24日日曜日

いにま陶房 器展、本日もOpenしています。

spring snow
春の雪

3月下旬の釧路は、まだ寒く、雪も降り積ります。
本州の、桜の蕾が膨らんでくるような陽気より、未だ厳しく暖かくなるのを辛抱しながら待っているような気候です。
この時期の外の世界は、薄曇りの灰色の中に、少し朱がかった暖色が混ざったように見えるのは、春先の機微なのでしょうか。

いにま陶房の鈴木さんご夫婦の作る器は、機微、に包まれているように思うのです。
例えば、雄一郎さんの作るマグカップの口当たりの部分はなだらかな段がありますが、しっかりと軽く飲み物を飲める作りです。取っ手は一見薄いようで幅広で、人差し指を通した時のしっかりとした頑丈さを感じながらヒョイと持ち上げることができます。
智子さんの型成形によって作るオーバル皿は、手捏ねでありながら縁の角度や線がきっぱりとして、柔らかだけど、その手触りから自然の土の強さが伝わってきます。

各々でたんたんと器作りという労働をしている、と仰る二人の器は造形も、色合いも質感も異なりますが、いざ食卓に他の器と一緒に置いてみると、不思議な調和が流れています。

ものとものとの隙間にある小さな点を充填するようなこの機微は、「ものを作ること」と向かい合い続ける二人の本質から生まれているような気がするのは私だけでしょうか。

2019年3月23日土曜日

いにま陶房 器展 spring snow


30日(土)まで
鈴木智子さんは一昨日、昨日と在店し、今日の飛行機で奈良へと帰途につかれました。
ぎゅっと絞り込んだスケジュールでしたが、sendにお越しいただいたお客様と初めてじかにお話ができたと喜んでいました。
展示会はあと一週間続きます。引き続き皆さまのお越しをお待ちしております。
いにま陶房 鈴木智子 ピッチャー
6000yen+税

2019年3月22日金曜日

いにま陶房 器展 spring snow


二日目です。
初日は、本当にたくさんのお客様にお越しいただき、誠にありがとうございました。
本日も鈴木智子さんが11時ごろから在店されます。今日限りです、ぜひこの機会にお越しくださいませ。
普段、ご自宅で使う食器の作り手から、その器について話を聞ける機会はなかなかないと思います。
展示会は30日(土)まで

2019年3月21日木曜日

いにま陶房 器展 spring snow



本日より始まりました。
初日より多くのお客様にお越しいただき誠にありがとうございます。
しかも、今日と明日は作者の鈴木智子さんがsendに在店されます!
この機会をぜひお見逃しなく!
30日(土)まで

2019年3月20日水曜日

いにま陶房 器展 spring snow


いよいよ明日から3月30日(土)まで

作者の一人、鈴木智子さんがはるばる奈良の吉野からsendにいらっしゃいます!
在店予定・明日21日は14時ごろから、22日は10時半ごろから

写真は鈴木智子さんのオーバルディッシュ(w21cm)と角プレート(w19.5cm)。
型押しの成形と筆跡ののこるマットな風合いの化粧土の質感があたたかいです。

2019年3月19日火曜日

いにま陶房 器展


3月21日から30日まで
いよいよ到着しました!
しかも一箱開けたら、DMのマグたちが登場!
ワクワクが一気に高まります。
マグ以外にボウルやプレートなども並びます。
お楽しみに!
*展示期間中のクレジットカードでのお支払いは5000円以上とさせていただきます。

2019年3月16日土曜日

いにま陶房 器展


3月21日(木)から30日(土)まで
鈴木雄一郎さんのマグ
「自分はいつも使いやすさを考えて器作りをしている」
仰る通り!
使い倒しているふたつのマグ。
7年選手ですが、飽きることなく、気がつけばいつも、食器棚の中のこのふたつに手が伸びています。
これからも使うんだろうな、と確信できる、希な器です。

2019年3月14日木曜日

いにま陶房 器展 


3月21日から30日まで
器が生まれる場所
inima とは南アメリカのインディオの間で「ものを作る人」という意味があります。
鈴木智子さんの器の色づかいの元には、15もの色見本を作るところから始まっています。
土は自然のもの、その質感や肌触りなどを、器を使うときに感じてほしい、という思いの下に作陶されています。



2019年3月13日水曜日

いにま陶房 器展 spring snow at send


こんにちは。
一昨日〜昨日は、春の雪、のごとくのドカ雪でしたね。
しかもすぐ溶けてます。
いにま陶房 器展 3月21日から3月30日まで
spring snow と銘打った今回の展示会。
なんと作者の一人でもある鈴木智子さんがsendにいらっしゃいます!!
初北海道の初釧路、の初send!
なんと嬉しいことか。
21日は14時ごろから、22日は開店時ごろより在店していただく予定です。
器について、背景について、作り手その人から直接話を聞ける機会です。
どうぞお楽しみに!
*マグだけでなく、ボウルやプレートなども並びます。



2019年3月10日日曜日

BOOKSPOT


終了しました。
2年前も我々が選んだ豊文堂さんの古本を置かせていただきましたが、
今回は「お茶」に限定した、よりフォーカスした内容になったと思います。
無茶振りをした川島店長にも真摯に対応していただき、感謝しきりです。
狭量な部分もありましたが、Tea Sessionも含めて、多くの方にお越しいただけたこと、嬉しく思っています。
皆さま、誠にありがとうございました。

2019年3月9日土曜日

BOOKSPOT


最終日です。
戦後の輸出用のデミタスカップに緑茶を。
エスプレッソ用ですが、緑色のデミタスに緑色の緑茶も合います。
w5cm x h5cm 600yen+tax
赤瀬川原平著 「千利休 無言の前衛」 岩波新書
「その千利休は、太閤秀吉に切腹をさせられた。茶人とはどのようなものか、実態はわからなかったが、茶人の茶とはたんなるお茶である。それが何故切腹という事態になったのか。痛いだろうな」
インテリな前衛美術家でもあった赤瀬川原平さんが平明な語り口でお茶について書いています。
400yen

2019年3月8日金曜日

BOOKSPOT

いよいよ明日まで



万古(ばんこ)の急須
三重県四日市で作られる万古焼きの急須は、きめ細かな粘土を高温で焼いたもので、一般的な陶器のような吸水性がないので、安定した美味しいお茶を淹れることができます。
写真の急須は明治ー昭和時代に作られたシンプルなもので、当時は大量生産された雑器ですが、探すと意外にありませんでした。
急須の作りは手間がかかっており、胴、取っ手、注ぎ口、蓋とつまみ、茶漉し穴も別々に作られています。
『沈んだ濃い焦げ茶色の万古には独特の風格があった。緑色の茶がこの濃い茶色の沈んだ色目の急須から流れ出てくるのは、静と動、緑と丹、明と暗の対照の妙味を発揮するうってつけの取り合わせであった』
秦 秀雄 著 『見捨てがたきもの』文化出版局刊

2019年3月6日水曜日

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釧路の春はまだもう少し先ですが、漆塗りのお皿に桜餅をのせました。
漆皿 1000円
煎茶碗 600円
黒文字 200円
急須 赤膚焼 4500円


映画『利休』のパンフレット
表紙が金色です。1989年製作
実際の千利休は、大阪、堺の魚屋の息子で、立派な体格の骨太な人だったそうで、主演の三国連太郎さんのゴツい利休はピッタリなはまり役でした。

2019年3月5日火曜日

BOOKSPOT

BOOKSPOT
煎茶入門 小川後楽著 保育社
ポケットに入りそうなポストカードサイズのミニ本です。
時代を感じさせるレトロなカラー写真が良い。
「新しい煎茶の時代が、今また揚(たか)まろうとしている」
と1976年に書かれています。
白い蓋つきの片口はこれも急須で、宝瓶と呼ばれます。宝の瓶。なんともありがたい名前ですが、シンプルで使い勝手が良く、中には茶漉し穴もあり、水切れも良さそうな注ぎ口です(未使用品)。
カップともに 奈良 赤膚焼 大塩昭山 作

2019年3月4日月曜日

BOOKSPOT





お茶の本と雑貨の展示会
始まりました。
豊文堂書店セレクトによる、お茶の専門本や随筆集から、ちょっと脇道に逸れた、面白く読める本も並んでいます。
さらに今回の展示会のために、万古焼の急須や煎茶カップ、鉄瓶などのお茶道具も並べています。
皆様のお越しをお待ちしています。9日(土)まで
昨日の茶話会Tea Sessionは、亭主がドタバタしきりで、参加してくださったお客様に支えてもらうというトホホな展開でしたが、それでも辛抱強く付き合ってくださった皆様、ありがとうございました。






明日から!

  キムラヤさんの展示会 @kimuraya0099 30日土曜からはじまります! 窯から出したて、できたてほやほやの新作の中から… touコップ 柔らかな艶のある白い釉薬と、スタンダードな台形デザイン。 丸みのある口縁がかわいい。 用途のイメージも広がります〜