2024年2月29日木曜日

骨董ノ市 〜3月3日(日)

 

 
フランスのピューター皿
19世紀 w23.3cm×h3cm
錫と鉛の合金で、独特な柔らかさが少し感じられる金属です。
カンパーニュが十字架に見えますが、気のせいですね。
しかし、あつらえたかの如くリム内にスッポリと。
昨年もシブいのを一点見つけることができました。
一年にひと皿、というペースですが。
 

 


 

2024年2月27日火曜日

骨董ノ市のお知らせ

 

3月3日(日)もお店を開ける予定です。
今週は雪や風が強そうなので☃️天気のいい日曜日までオープンすることにしました。
ご都合よろしければ、ぜひお運びください。
 

千体仏
千体仏(せんたいぶつ)とは同じ大きさ、同じ形でたくさん彫刻し、仏堂に納められた小仏のことをいいます。
この仏さま、おそらく今は存在しない奈良の廃寺で彫られ、民衆にも配られたらしいと聞きました。
形は地蔵菩薩立像で、簡略化された彫りもかえって重くなく、彩色のとれた木地のしらじらとした姿がなんとも可愛らしい。
奈良らしい骨董と思います。
高さ10.5cm
 


2024年2月24日土曜日

骨董ノ市

 

昨日から始まりました!〜3月2日まで
皆さまのお越しをお待ちしております。
ビバ骨董!
 
 

2024年2月21日水曜日

骨董ノ市 の準備で。。

 


明日22日はお休みさせていただきます。
いよいよ明後日23日からです。
大河ドラマにあやかって、、
大和絵(やまとえ)
大和絵とは、平安時代の自然や人々の衣食住、行事などをモチーフに、細い線と鮮やかな色彩で描かれた日本画です。
繊細でかわいらしく、金や銀もあしらわて華やか。
普通の額に入れて飾れる小ささも◎
自分の中では絶賛大ブーム中です。
江戸中期(18世紀)
縦20cm 横15cm
 


 

2024年2月18日日曜日

骨董ノ市

 


2月23日から3月2日まで
いただきものの飯寿司。クセになる乳酸の酸っぱさがたまりません。
くらわんか皿に盛りました。
江戸時代の波佐見焼で、丈夫さが持ち味です。
おあつらえ向きな古い折敷(おしき)に乗せて。
お盆はもともと食器を運ぶためにつくられましたが、
折敷は食器を敷いて、そのまま食事をするためのものです。
くらわんか皿 径14.5cm
折敷 径26cm
 


2024年2月16日金曜日

骨董ノ市

 

2月23日から3月2日まで
 

手のひらに乗る小壺
宋胡禄(スンコロク)といいます。
どうしてこんな不思議な名称かというと…
タイ北部のスコータイ県、サワンカローク郡で作られた陶器が、15世紀に日本に輸入されたとき、「サワンカローク」が訛って「スンコロク・宋胡禄」と呼ばれるようになったんだそう。
ひと昔前のバイク族のような当て字ですね。
コロンとちっちゃくて一輪挿しにも◎
15世紀
小 幅7cm高さ4.7cm
大 幅8cm高さ7cm
 



 

2024年2月9日金曜日

朝っぽい写真ですが、、

 


お茶漬けっておいしいですよね。
ただ、普通サイズのご飯茶碗だと小さいし、
どんぶりだと大きすぎる。
私にとってちょうどいいサイズがこちら
ベトナム(安南)の染付鉢。
高さ9cm 直径12.5cm
トンボの文様は古くより吉祥紋で、、と話してたら、
…あの、これカゲロウじゃないですか?と。
ぬぬ、言われてみれば尻尾の特徴は確かに…
まあきっと、カゲロウもトンボも吉祥なんでしょう。
あと、かしわせいろにも良さそうですねと、ある方が言ってました。確かに。
19世紀
 





 

2024年2月5日月曜日

ヒュルヒュルーっと1月が過ぎて

 

もう2月。
後半(23日)から骨董ノ市がはじまります。
ぽつりぽつりと、フライング気味に出展商品をご紹介していきます。
 

中国の清朝後期〜末期(18〜19世紀)に庶民に向けてつくられた器は、脱力感あふれるラフな染付などかわいらしく、たまに見つけたら小躍りして仕入れます。
写真の皿の柄はメ、メダカ??
小魚がじつにユル〜いタッチで描かれています。
初めて見るタイプ。
手どりもぽってりしていい感じです。
19世紀 径14cm
 


仕入れ旅での見っけモン

  島根県松江の民窯フリーカップ 明治36(1903)年 径6.5cm 高さ7.2cm 鈍重な色味の印象に反して、卵シェイプ、薄づくりで軽い! けっこう現代陶にも通じるデザインかと。 これもミンゲイ、と言いたいところですが、このカップがつくられた当時、民藝運動の柳さんはまだ中2く...