2014年9月3日水曜日

遠藤薫さんのうつわ


栃木県益子市は民芸運動でも知られる焼き物の町です。浜田庄司やバーナードリーチ、加守田章二など、沢山の著名な陶芸家がこの地で作陶していました。
今日はそんな益子の陶芸家、遠藤薫さんの器を紹介します。
一見すると、重厚感のあるザ・民芸なイメージとは異なり、軽やかなフォルムに優しい色です。リム(縁どり)も洋風でシンプル、マンションのような現代の住空間にも調和します。
かつての代表的な益子の器は、古民家に見られる渋い日本家屋にこそ馴染むものでしたが、隔世の感ありです。
モダンでありながらどこか懐かしい、実用にも優れた器です。
(写真は、中小サイズの隅切り皿を重ねて撮影しています。)
遠藤薫さんの器は以下のページからご閲覧ください。
https://rhythmkushiro.stores.jp/#!/?category=遠藤薫さんの器



0 件のコメント:

コメントを投稿

仕入れ旅での見っけモン

  島根県松江の民窯フリーカップ 明治36(1903)年 径6.5cm 高さ7.2cm 鈍重な色味の印象に反して、卵シェイプ、薄づくりで軽い! けっこう現代陶にも通じるデザインかと。 これもミンゲイ、と言いたいところですが、このカップがつくられた当時、民藝運動の柳さんはまだ中2く...