2025年2月26日水曜日

骨董ノ市 3月2日(日)まで開催中 

 


古銅 獅子 江戸時代 h8.5cm
ずいぶん前に、イギリス人のディーラーとハワイのビーチで物物交換した銅像です。 
ロンドンから家族で来ていたそのディーラーは、ビーチで遊ぶ妻子を尻目に、おもむろにリュックからこれを取り出して説明を始めました。
もともとIncense burner (香炉)の蓋部分に装飾として付いていたもので、日本か中国かは定かではないが、18世紀の作だ、と。
18世紀だという根拠はどこにある?と聞くと彼は、
ひっくり返して内側の空洞部分の銅の肌を見てみろ、ダークチョコレートの色をしているだろ。そこが鑑定のポイントだ。俺の15年のキャリアで得た、old bronzeが18世紀より古いかどうかの判別基準はダークチョコレート色なんだ
と言いました。
 




 

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常設に戻りましたが

あともう少しの間、高島聡平さんの作品を何点か並べています。 @takashima_sohei     備前 窯変 鶴首花生  高さ16.5cm 釉薬を使わず、火と灰の力でこれだけ表情豊かな景色が生まれるなんて、きれいだなぁと見入ってしまいます。 徳利にも使えて2wayで。