2017年2月3日金曜日

青のり茶碗


Old Pretty Things
吹墨奈良茶碗
明治期
譲っていただいた方から「あんた、こんな青のりふりかけたんみたいのがええんか」と聞かれました。
文字通り、墨(染料)を吹き付けた模様のことを吹墨と言います。
「奈良茶碗」とは、奈良の郷土料理である奈良茶飯(茶の炊き込みご飯)を食べるとき蓋つきの茶碗を用いたことから。
 
蓋つきの茶碗なんか、現代の生活からするとやや仰々しく感じるかもしれませんが、蓋をひっくり返すと、大皿からおかずをちょっとよそったり、ご飯に添える漬物用の小皿(小鉢)として使えます。

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常設に戻りましたが

あともう少しの間、高島聡平さんの作品を何点か並べています。 @takashima_sohei     備前 窯変 鶴首花生  高さ16.5cm 釉薬を使わず、火と灰の力でこれだけ表情豊かな景色が生まれるなんて、きれいだなぁと見入ってしまいます。 徳利にも使えて2wayで。