2015年11月21日土曜日

森永さんのガラスの器、入荷しました。


こんにちは。

夏の展示会でもご好評をいただいた森永豊さんのガラスの器。
お客様からリクエストをいただき、先日、新しく入荷しました。

うっすら飴色のガラスコップ。
この電灯の下だと黄金色にも見えますね。
部屋の灯りによって色合いやゆらゆら感が変化します。
光に反映された影も素敵です。
宙吹きの製法によってひとつひとつ作られているため、
それぞれに個性があり、表情が異なります。
w7.5xh9cm ea.


*森永さんの吹きガラスの器は400度以上の火力で作られていますが、その主燃料はなんと薪と炭。
ガスバーナーを極力抑えた、自然の火力で熱せられた結果、ガラスの表面はもう一枚の膜があるように艶やかで、手触りも柔らかいのです。
森永さんによると、これは薪に含まれるカリ成分が、ガラスと反応し、釉薬が掛かったような状態になっているからではないか、とのこと。
日本古来の炭窯やもみがらを利用した伝統技術を踏まえた、この森永さんの製法は一見、時代の流れに逆行しているようで、実はガラス本来の「素」の美しさをひき出しているのです。

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常設に戻りましたが

あともう少しの間、高島聡平さんの作品を何点か並べています。 @takashima_sohei     備前 窯変 鶴首花生  高さ16.5cm 釉薬を使わず、火と灰の力でこれだけ表情豊かな景色が生まれるなんて、きれいだなぁと見入ってしまいます。 徳利にも使えて2wayで。