2017年11月30日木曜日

器の漆直し(途中)





お客様からお預かりしている蕎麦猪口の割れ直し。
全部で4片に割れていたものを漆で接合しました。
上塗りには白漆を使っています。実際に乾いたときの色はベージュですが、一応、白漆と呼ばれています。
磁器には銀が一番合うと思っていたが、白でも良いな。
あとは細かい部分にさらに漆を埋めてフィニッシュ。
今の空気が冷えて乾いた季節、ムロ(漆を乾かす入れ物)の湿温度の調節がやや困難で漆が乾きにくい。
予定よりお待たせしているお客様にはご迷惑おかけしております。

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常設に戻りましたが

あともう少しの間、高島聡平さんの作品を何点か並べています。 @takashima_sohei     備前 窯変 鶴首花生  高さ16.5cm 釉薬を使わず、火と灰の力でこれだけ表情豊かな景色が生まれるなんて、きれいだなぁと見入ってしまいます。 徳利にも使えて2wayで。