2019年4月10日水曜日

漆直し中




4年ほど前にお店に並んでいた馬渡新平さんの片口
不意に落としてしまい、高比良くんに漆直しをお願いしていた器。
ありがたいことに、お客様からのお直しの依頼が多く
ずっと後回しになっていたのですが、今年に入り高比良師匠に漆直しを少しずつ教わるようになった私がバトンタッチした最初の直しの器
ようやくすべての破片をつなぎ合わせるところまできました。
まだまだあと何工程も繰り返すので「あと5週はかかるで〜」と師匠。
高比良くんの師匠が釧路に遊びに来てくれた際に、「漆直しはあくまで黒子
器を生み出した作者の美しさをできるだけ壊さないようにするのが鉄則」と
おっしゃっていてなんて素晴らしい考えと思っていたのに
全て接合できたら目立つように金を蒔きたいという欲っ気がでてきている私
まだまだですね。


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久しぶりに

古物のご紹介 酒注ぎにピッタリサイズの片口 生れは瀬戸という方があれば、いやいや山陰の出だという方もあり、はたまた東北という方も… まあざっくり明治時代の民窯ということで。かわいいヤツです 径11.5cm 高さ7cm