2022年11月30日水曜日

2022年11月27日日曜日

ありがとうございました。

 

こしょこちょこさら
終了しました。
自分でも言いにくいタイトルやな〜と思っていましたが、お越しいただいた皆さま、良い方ばかりで、暖かく見守っていただき誠にありがとうございました。
ミニ座談会は中止になりましたが、古書かわしまのロッキーカワシマ氏も、
"Nothing is over! Nothing!!"(終わっちゃいないぜ)
と叫んでくださっているので、頃合いをみて、リベンジを果たしたいと思います。
あっという間の一週間でしたが、この時節に足を運んでいただき、改めて御礼申し上げます。
明日、28日月曜と29日火曜はお休みさせていただきます。


 

2022年11月26日土曜日

最終日です。

こしょこちょこさら



こしょ
カラーブックス「雲の表情」(昭和49年・1974年)
四季を通じて微妙に移ろう雲の形や色を、文学にでてくる四季の雲を引用しながら「雲愛」をたっぷり語り尽くす一冊です。
「このテーマで一冊まるまる費やす、てすごいですね」とお客様も驚いていました。


こちょこ
雲ぽくも見える盃。昔の茶人は、手元にある茶碗の内側に、移ろう四季の表情を見出して、「白雲」や「村雨」など銘をつけていたそうです。
古八代盃 18〜19世紀



 

2022年11月25日金曜日

こしょこちょこさら

いよいよ明日(土)まで。

 
そば猪口にコーヒーを入れました。
 



 
もともとかたちがフリーカップなのでお茶やらお酒やら、時にはアイスクリームまでと汎用性は高いです。
気兼ねなくゆるりと使えます。
ぼんやりした素朴な絵も◎

こしょ
カラーブックス「コーヒーの店-大阪-」(昭和58年 1983年)
ナニワのモーツァルトこと、作曲家キダタロー先生が行きつけの喫茶店を紹介しています。
某有名ホテルの喫茶コーナーで無言の対応をされてブチ切れたエピソードも。
「いうときまっけどな、このホテルもあんた方のおかげでペンペン草がはえてきまっせ。コラッ!そこのウェートレス!!なにニタニタ笑とんねん!あんたら給料もらう資格ないで!ひとり残らずヘソかんで死ね!!」


2022年11月24日木曜日

こしょこちょこさら

 


〜26日(土)まで
カラーブックス「ペット-その種類と飼い方」(昭和42年・1967年)
表紙をみて、ん、サル?ペット?と、
パラパラと開いて目に飛び込んできたのがオーバーオールを着た(着せられた)チンパンジー。名前がダン吉君。
「マイコーのネバーランド!?」と一緒に見ていたお客様も衝撃。
その他オランウータン、トンビ、アルマジロ、フラミンゴ、スカンクなど。
家庭で飼える飼えない以前に、「いいのか?」とまずつぶやいてしまうペット本です。




小皿 1900-1920s イギリス
擬人化されたウサギとブタ。
プリントに手彩色で描かれています。
どちらも英国を代表するキャラクターだけど、ピーターラビットやベイブと比べて表情が生々しい。


 

2022年11月23日水曜日

こしょこちょこさら

 


カフェもお休みの本日はオールアローン状態で開けています。
1ヶ月に1回くらい衝動的に食べたくなる月餅。スーパーで気がつけばふと手が伸びてしまう。
味が特別に好き、というより、あのザ・中華なヴィジュアルのせいかも知れません。なぜか手が伸びてしまう。



こちらもザ・中華なヴィジュアルの小皿
気楽にササっと描いたような絵が微笑ましい。
清朝後期(19世紀)



 

こちょこ
絵高麗 杯
明朝(16〜17世紀)

2022年11月22日火曜日

明日、開催予定だった、、

ミニ座談会は中止になりました😭
しかし、展示会は続行中です!〜26日(土)まで
古書かわしまのロッキーカワシマも
「IT'S NOT OVER! I’LL BE BACK!」
力強いコメントを現地から寄せてくれています。
気を取り直して、ヴィンテージ白磁のカップです。
いちおう「こちょこ」の枠内に入れちゃいます。
1950年代のデッドストックで、イギリスやアメリカに向けて生産されたものらしく、国内ではこういう無地のプレーンな器は、あまり流通しなかったようです。
よく見ると一つ一つ丁寧に作られていて、当時の職人の技を見る思いです。






 

2022年11月21日月曜日

こしょこちょこさら

 

はじまっています!
3000円以上お買い上げのお客様に、
糸ito @itosince2014 さんの特製「ちょこっとようかん・YO U CAN」を進呈!
ダブルミーニング(やればできる)!
古京焼の小皿に乗せました。
「岩倉山」の印が入った江戸後期の器。
薄っすら玉子肌にわびた鉄絵が上品。
つくづくいいな〜と思います。
径10cm 高さ2cm 18~19世紀
それでは皆様のお越しをお待ちしております。




 

こしょこちょこさら

 


ちょこっとヨーロピアンな組み合わせ。
洋風の印判皿は、明治期の文明開化の影響をモロに受けた絵柄。薄くて軽い。
シンプルなショットグラスは19世紀末のイギリス産。1880年〜1900年
タイトルから気になるカラーブックス
「キリシタンの里」
今に残る長崎の切支丹ゆかりの里を訪ねつつ、カラー写真と文章を通して、宣教師や隠れキリシタンの辿った、殉教の数奇な運命を追憶できる良書です。
「美しいものは残酷だというが、切支丹史跡は美しくも哀しいところが多い」





2022年11月18日金曜日

こしょこちょこさら



11月20(日)から26日(土)まで!
こちょこ
リンゴのカップ 珉平焼 明治〜大正時代
初めて見たとき、昭和レトロかと思いましたが、古いものでした。
カタチも、モヤっとしたリンゴの吹き墨デザインも、モダンです。



こしょ
カラーブックスは1962年〜1999年の37年間で、実に909点が刊行されました。
中でも、さすがカラーブックス!と膝を打ちたくなるようなユニークな主題が多くあります。
「レディーのノート」(1974年)はタイトルだけでも印象的ですが、のっけから飛ばしています。
「さあ、心を決めてください!お婆さんの時代では女の幸福な生き方というものを社会の方で与えてくれたのですが、あなたはあなただけの幸福な生き方を、ご自分で見つけてこなければなりません」
刊行された1974年当時の「現代の女性の生き方」を当時のファッションやデザインを交えながら提言しています。



 

2022年11月17日木曜日

こしょこちょこさら

 

 

こしょこちょこさら
11月20日(日)から26日(土)まで。
1962年、カラーブックスの創刊と同時に出た宣伝文句が
「読む文庫から見る文庫へ進化した美と知識の宝庫」でした。
写真が満載なのに文庫本サイズなのは、当時としてはそうとう画期的だったんでしょうね。
そば猪口を何百、何千と集める人がいるように、カラーブックスもテーマ別に300冊、中には900冊集めている人がいて。どちらもコレクター心をくすぶられるアイテムのようです。
そば猪口の絵柄の多彩さ、染付の可憐さはもちろんですが、あのコンパクトな逆円錐のフォルムがすごいよなーと改めて思います。
とにかく使い勝手がいい!
柄の同じものでも、造りや大きさに微妙な違いがあるのも魅力ですね。
蕎麦猪口 江戸後期〜幕末

 




2022年11月16日水曜日

こしょこちょこさら

20日(日)から26日(土)まで

 

鯉の絵皿にピッタリな、カラーブックス「錦鯉」と「金魚」。ぜひ合わせて読んでいただきたし。
印判皿 明治〜大正時代 径11cm 高さ2cm 



猪口に描かれた馬は「滅びゆく動物」ではありませんが、この猪口はなかなか珍しいため、合わせてみました。
大堀相馬焼のそば猪口
幕末〜明治時代 径7.5cm 高さ6.7cm
福島県相馬地方の浪江町大堀地区で作られた器です。

仕入れ旅での見っけモン

  島根県松江の民窯フリーカップ 明治36(1903)年 径6.5cm 高さ7.2cm 鈍重な色味の印象に反して、卵シェイプ、薄づくりで軽い! けっこう現代陶にも通じるデザインかと。 これもミンゲイ、と言いたいところですが、このカップがつくられた当時、民藝運動の柳さんはまだ中2く...