2019年12月18日水曜日

今井律湖さんのプレート


5年前に益子の陶器市で今井さんの絵皿に魅せられて声をかけたのが初めでした。 
今年の11月、工房にお邪魔した時に
「最近、自分が作りたかったものがようやく形になってきて。。」そう仰っていたのが印象に残っています。

新しく届いた器を見て感じたことは、5年前と比べて、器形のエッジが鋭くなったということ。縁は薄め、土は硬く、失透で光沢のある釉薬。

工房の窓にはピッチャーやカップ、壺などのサンプルスケッチが貼ってありました。
どれも形の輪郭線が何度もなぞるようにしっかりと描かれていて、器のフォルムを厳密に吟味しながら決めていく、現在の今井さんの作業工程を見た思いでした。



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